腹の中で本音が渦巻いていようと
  絶対誰にも見せずに 能天気を続ける

『スピークイージー』というアルバムタイトルのもとに、こういう具合の歌詞を
さらりと唄ってしまうところがバカ好きだったりする。
決して簡単に言える類ではないと思うのだけれど。
そんなCOOL DRIVEのHPトップで流れる映像が好きで仕方ない。

金曜日。
曇り空だったが、ちょっと涼しげな朝。
先週のRIPモードが以前として抜けず
どうにかしようと思って朝からバインのビデオなど見てみるが戻らず。
なんて朝から下らないことをしていたので会社に遅刻しそうになり勢いで自転車通勤にする。
こういうとき、誰も止めてくれる人がいないのは痛い。

夏休みに入り、学生が消えた道路は快適で
なんだかんだ普通にバスで行くより早く着いてしまった。
「ここまで走ってきたのか?」
と聞かれたので
「(自転車で)走ってきました」
と答える。
目を丸くされたが、あながち間違いじゃない。
今月の締め日だったが昨日までにとりあえずは終わらせていたので
比較的スムーズに終了。ほぼ定時に終業。
今日は先輩達と定例食事会の予定日だったが
レスリー・チャンの追悼公演に行きたかったのでキャンセルしていた。
しかしながら諸事情でそれにも間に合わず。
これでもう、チャンスは明日しかない。

自転車でくたくたに帰ると
以前注文して入荷待ちだったDVDが大量に届いていた。

・猟奇的な彼女
・大英雄
・チャイニーズゴーストストーリー
・金玉満堂

猟奇的な彼女以外は全てレスリー出演作品。
とりあえず追悼公演にはいけなかったが
朝の四時ごろまで一人で追悼上演会をした。
テンションあがって途中で友人の一人に珍しく電話をかけた。
まったく迷惑な話であるが
それに一時間も付き合ってくれた友に感謝したい。

さて、
「欲望の翼」とか「上海グランド」とかよりも
私は十年位前のまだレスリーがひょうきんキャラを演じていた頃の映画をよく見る。
まぁ、実際はまったのは「覇王別姫」なんだけど
レスリーが出るシリアス物は余程テンションがどうにかしないと見れないものだ。
最後、絶対死ぬし、絶対!!
悲恋悲劇モノよりすっきりとした大団円を好む私は
どうにも主人公死んだり何も解決しない映画は
後味が悪いというか、胃がもやもやとする。
だったらちょっと考えないと意味不明なアジア映画なんか見ないで
ハリウッドの超大作見ればいいと思うのだが
どうも違うらしい。
その辺がひねくれているのかし。
まぁ、いいや。
だいたいウォン・カーウァイで一番好きな映画が
「楽園の瑕」
ってどうよ。

「ラブレター」はあんまりだが「undo」は好き。
「スワロウテイル」は大好きだが「リリイ・シュシュ」はしばらく見たいとは思えない。

人間の嗜好なんて微妙で不均衡で不定。

昨日、滑って転んだせいで
背中の肩甲骨のあたりにものすごい黒ずみができていた。
痛いはずだ。
しかしながら、どうやって転んだら
膝小僧を擦りむいて背中に黒ずみを作れるのかは不明。

今までは、いくら階段から落ちても怪我一つ負わなかったのに
最近は老化を実感する事象が多すぎる。

仕方ないよ、母さん。世の中うまくなってるよ。

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