念願叶いました。

土曜出勤。
後がないので、そりゃもう必死に作業。
ひとり出勤も三回目となれば少しは慣れてくる模様。

で、定時前に終業。
配送を急かしつつ、で、逆に急かされつつ
業務終了。
漏れがあるのか、ないのか、非常に不安を感じつつ
申し訳ないが、そこは明日のベテラン勢二人に頑張ってもらうとして<おい。

自転車爆走族、ここに復帰。
で、向かった先はすみや楽器館3Fのおれんじホール

今もって信じられない。
こんなところに、こんな人たちが来るなんて。

念願叶いました。

初めて出会ったのは確か高校受験の試験勉強真っ最中でした。
背後にあるテレビの音だけヘッドホンで聴きながら
思わず手を止めて振り返ってしまった。
そこから、私のNO MUSIC NO LIFEが始まったわけです。

MOONRIDERS オムニバスソロライブ
今回は鈴木兄弟、武川さん、そしてかしぶち哲郎氏が参加。
良さんが来ないのが非常に残念だけど
何てったって、生かしぶちが見れると思うと・・・
思うだけで、そりゃもう大変です。

開演は五時半。会社の定時の時間なので
もちろん間に合うはずもなく
ゼーゼー言いながら階段を昇る頃には
すでにライブは始まっている模様。
受付にチケットを差し出すまで客だと思ってもらえなかった。
中に入れば、まあ確かに違和感というか、ジェネレーションにギャップを感じましたが。

しかしながら
入り口付近の張り紙を見て、一気に落胆しました。
「かしぶち哲郎 体調不良により欠席」

マジかよっ!!一番の楽しみだったのに!!
まぁ、年も年だし(失礼)仕方ないかし。
多大なショックを受けつつ会場入り。

一番後ろの端っこに椅子を用意してもらう。
椅子に座ったままライブを見るなんて何年ぶり?

ピアノを弾く姿は
柱の影でまったく見えなかったが
その声は鈴木慶一氏。
初めての生声に感動やら感慨やらでヴワッと鳥肌が立つ。
しかしながら、唄っているのは妙な唄だった。

その後、ギターに持ち換えるため位置を移動し
初めて生慶一さんを見てまた鳥肌。

その後、武川さんが入ってきて
その生バイオリンにまた鳥肌。
博文さんが入ってきたら更に鳥肌。

ということで、ひとり大変なことになってました。

それぞれのソロライブをオムニバスで見て
慶一さんの声量と歌唱力そしてソングライティング
博文氏の演奏力。
武川さんの芸達者ぶり
を改めて認識。

大体、バイオリン弾きながら唄う人
初めて見た。

三者揃って
「かしぶち君も来れたら良かったんですが」
と何度も言っていたので
そのたびに
「あー」と思うことしきり。

「どうやらドラムも叩くつもりだったみたいですが」

ってマジかよ!!
だから、そういうこと言うなってば。

思えば、もうおじいちゃんに片足突っ込んじゃうくらいの年齢。
早く良くなってもらいたいものです。

アンコールは三人で。
イントロのアレンジは全然違ったけれど
これは絶対「くれない埠頭」だと思ったら
本当に「くれない埠頭」だったので驚いた。

いつ聴いても色あせないのが名曲ならば
これは間違いなく、そう当てはまるだろう名曲。

不覚にも泣けてしまった。
(ま、半分は、あんなに憧れてやまなかったライダースが
何故、こんな音楽教室の発表会やるような会場で歌っているんだろうという違和感)

その後、ニ曲ほどやってライブは終了。

客電がついてからも、
何か呆けてしまってしばらく椅子に座っていた。
ルーツといえば大袈裟だけども
MOONRIDERSは何か特別だった。
今度は六人全員をバンドで見たい。
てか、絶対行ってやろうと心に決めた。
客の平均年齢を明らかに下げていようが
関係ないや。

帰り道、自転車こぎながら

やっぱりCD買ってサイン会に参加するべきだったかし。

と苦悶。
しかしながら、CDの金額がどうしても
食費として考えられてしまう一日357円生活中の私。
まぁ、静岡なんかで見られたことに満足しようと思う。

あー、でも握手ぐらいは・・・
それにしても、何でかしぶちさんは・・・<往生際が悪すぎる。

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