中村一義が正式に100s名義で活躍を始めた。
前回のツアーの時からすでに
あの人達はバックバンドの域を超えていたし(特にあのアフロバンマス)
個人的に某酩酊ギタリストを応援してたりするんで
そういった内容の文書が博愛堂から届いたときも
特に驚きはしなかったし、特別な感傷もそんなにはなかった。
「そんなの許せない!!」って人・・・いるのかし。
例えば、博愛博を見た人ならば結構納得しているのでは?と私個人の見解ですが。

それはともかく。
今日も早起き。
起きたら5時。で、やっぱり読書。
二ヶ月に一度くらい起きる活字中毒。
しばらくなかっただけに、その中毒症状も酷いらしい。
買ったまま、ストックされてた本が何冊かあって
その中から川上弘美「光ってみえるもの、あれは」を取った。
しおりが中途半端なところに挟まっているところを見ると
また途中まで読んで止まっていたらしい。
ペラペラとめくる。忘れていたので、最初から。

川上さんの本を最初に読んだのは「椰子・椰子」。
確か新潮文庫の100冊で、ほとんどパンダストラップ目当ての薄い本セレクト。
(ちなみに今年はブックチャーム。)
なんだか、ごく普通の日常の中に、非日常のものがまるで当たり前のように入り込んでいる短編集で
随分と煙に巻かれながら読んだ気がする。
(気に入ったのはペタペタさんの回。どうしても「伝染るんです」の中の山崎先生に思えてならなかった。と言っても何人の人が分るのか。とにかく、実際来たら怖いだろうが)

今回も、まるで普通の何気ない日常のようで
登場人物が皆、何かしら普通じゃない。

で、午前中一杯で読破。
読み終わった後、ため息が出た。
いや、つまらなかったのではなく、むしろ逆。
淡々としながも、やけにツボをついた文章を書く人だ。

是枝監督なんかが映画化したら、面白いんじゃないかなと。
岩井監督じゃ少し強すぎるかし。
しかしながら私は虫が大の苦手なので
蛭や、あの夜の神社のシーンはどうしたものか。
あと花田のセーラー服。
シミシミしたくないのはいいが、それはないんじゃないか。
まったく少年少女は複雑だ。

窓の隙間から時々見上げた空は四角く青い。
ああ、本日も晴天なり。いい天気過ぎるので
でかけようということで

選挙へ行った。

選挙権を得てから四年ほど経つが
投票所に行ったのはこれで三回目くらい。

あの酷く庶民づいた雰囲気の中の小さな緊張感は何なんだ。
この紙切れ一枚で何かが変わるとは到底思えないが。

SSTVのゴゴイチに100sがゲスト出演。
願い通じず、中村さん、池田さん、そして町田氏だった。
オーノー。<くだらねえ!!
今回の「A」(←名曲!!!)は某バンドのボーカリストなみに
何言ってるか分らない「ソラミミ曲」になっている。
そして番組の企画で、ソラミミアワー「A」版が開催。
オカンと見ながら大爆笑した。
一般人って、なかなかやるもんだ。

しかしながら、それからというもの
もう、そうとしか聴こえなくなってしまった。
「奈良のビール」
どうしてくれるんだ。

ちなみに座禅のシングルがやっと届いた。
初めて向井版「六階の少女」を聞いて感動。

RIPの新曲も買い、今や近年稀に見る新曲天国な我が家。
嗚呼、賞与って素晴らしい。

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