たまたま月曜8時の音楽番組をなんとなく見ていて
終わりになってびっくりした。
エンディングテーマ、つばきなんだー。
へーー、この番組、ほとんど見てなかったから
単純にびっくりした。

大昔、ペンパの「MORE FUN?」が使われてた時以来の衝撃。

MOREといえば。
ちょっとした待ち時間で、たまたま手にとって
パラパラめくっていた雑誌「MORE」に
私的にかなり魅力的で
更にびっくりするほど扱いの大きいインタビュー記事を見つけてしまって
帰り道、即購入。
っていうか、そんな女性誌最近はほぼ買ったことないし、また異様に重いし
で、本屋に行ったにも関わらず
またもや「FES特集号」も忘れ「音楽と人」も見ずに
またもや変な文庫本を買ってしまって
家に帰って「あっ!」と思う、今日この頃。

本日。
「お前、最近ちょっとあか抜けたなあ。男でもできたろ?」
と言われた。
数年前、ちょっとだけ付き合って
なんとなくボロボロになって別れたあの御方に。
苦笑いを浮かべ、お茶を濁し、とりあえずやり過ごして
その場を立ち去ったが
しばらくして、忘れていたというより思い出そうとしなかった記憶が鮮明に蘇ってきて
どうしようもなくなってしまった。

まだ生きている。
まだ生きていて、普通に生活していて、五体満足で
こんなからかいの言葉を私に投げ掛けたりしている。
それはとてもいいことだ。
いいことだとは思うけれど。

別れ際、怒りに任せて言われた一言を私は絶対に忘れない。
そして、それに相反する今日の一言に私はびっくりしたんだ。
よくも言えるな、お前がそんなことを。

当時の私の罪悪感だとか、必要以上に自分を責めたことだとか
そういう全てが無に帰ってしまった気がして
悔しいというより、情けない。
あんな口先だけのまやかしに踊らされていた当時の私が
滑稽で仕方ない。

しかしながら、あれから
私のような冷たい人間には彼氏の一人もできていないので
あなたの言ったこと、それだけは正しかった。

帰り道、バインの「少年」が流れて泣きそうになるけど
そういう時に涙が出ないのが
良いところなのか、悪いところなのか。

しかしながら、あの当時より今
自分は相当に成長して、完全に強くなって、確実に幸せだということが
はっきり言える。
それが例え歪んだ価値観だったとしても
そう思えるなら全然いいことだ。

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